どうやって交換するの?
 

Lavieの場合

蛍光管パネル取り外し中

 ノートPCの表示部を分解し、パネルを取り出します。機種によって分解の仕方は異なりますが、ネジも無く簡単に開けられるものから、PC本体を分解しないとパネルが開けられないものまで様々です。ここではNEC VP23 / Lavie 23 に使われている13.3インチパネルを例にとります

液晶パネルの裏側

 写真は蛍光管ユニットを取り外したところです。機種によってはユニット構成になっていないものや、ハンダ付けを外さないと管を外せないものもあります。管の長さは270mmですが、あいにく当店に在庫がありません。かといって13.3インチに250mm管ではあまりに悲しすぎますので、285mmの管を使うことにします。

管の長さがぎりぎりです

 写真はバックライトユニットの外枠部分です。下に並べたのが285mm管です。外側の金属枠ぎりぎりです。勿論樹脂でできた管ホルダーの部分に入りません。しょうがないので管ホルダー部に細工をして、なんとか納まるように加工します。

ちょっと加工

 新しい蛍光管を取り付けるところです。本来より長い蛍光管を付けましたので、配光特性を合わせるために管の両端1.5cm程度を黒く塗っておきます。狭額縁の液晶パネルの場合、配光パターンの関係で、こうしておかないと画面両端が明るくなってしまいます。あとは組み立てて動作チェックすれば完了です。


Power Bookの場合

液晶パネルの裏側

 一方、こちらはPowerBook G3の12.1インチパネルですがどんなものでしょうか。とりあえず開けてみます。

懐かしい?

 純正品は260mmの長さでしたが、サイズの制限で250mm管を使うことにします。画面両端が暗くなるのは仕方ありません。写真は新しい管を入れたところです。なんとなく懐かしい感じのする設計ですね。

仕方がないことですが

 動作試験中です。純正より短かい管を使ったので、画面上部の両端が少し暗くなっています。

 
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